ゲーム機器の無線LANの安全性

無線LANの問題点

無線LANは電波を用いるため、その電波が受信できる場合は下記の問題が発生する。

  • 通信経路の情報が盗聴されてしまうこと。
    • 重要な情報はSSL等で秘匿することも可能だが...
  • 同一LAN内の機器に接続されること
  • 勝手に接続されて、ただ乗り/成りすましされること

もちろん、これらの問題を防ぐための暗号化技術が開発されており、現在ではWEP/WPA/WPA2が主に使われている。

しかしながら、今まで使われていたWEP規格に致命的な問題点が発見され、WEPしか使えないDSが問題視されている。DSが開発された時期を考えるとWEPのみなのも仕方ないではあるが...

PSPはバージョンアップでWPA2が使えるため問題なし。ただし、AOSS設定でWEP64になる場合があるようだ。PSPはコンテンツ保護のための暗号化機能を搭載していたことと、ファームウェアの書き換えが可能だったことが良かったのだと思う。まあ、CfW見たいな問題が別途発生したりはしているが。

もちろん、PC用の機器、ノートPC内蔵無線LANでも発売時期によっては同様の問題はある。AP(アクセスポイント)の対応も必要。

Nintendo DS/DSiを使う場合

Nintendo DS は WEP しか使えないため、問題あり。 Nintendo DSi でも DS用ソフトをWiFiで使う場合はWEPしか使えない。

'''対策'''

我が家は後者の対策を行っていますが、誰でもできる対策ではないですね...

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無線LANの暗号化の規格

暗号化の強度により複数の規格がある。WEP->WPA->WPA2の順に強度が高い(安全である)。

  • WEP 40bits or 128bits or 152bits (152bitsは独自規格)

  • WPA (TKIP,PSK)

  • WPA2 (AES,PSK)

  • NintendoDS WEP 64/128/152

  • NintendoDSi WEP,WPA-PSK,WPA2-PSK

  • NintendoWii WEP,WPA-PSK,WPA2-PSK http://www.nintendo.co.jp/wii/q_and_a/045.html

  • ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ (マルチセキュリティ)

    • PSPはバージョンアップで安全性を強化できる。もちろんAPも対応必要。
    • PSP Ver.1.52以前 WEP 64/128
    • PSP Ver.2.00、2.01 WEP, WPA
  • PSP Ver.2.50以降 WEP, WPA-PSK(TKIP), WPA2-PSK

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歴史

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