沖縄で重曹

沖縄で重曹生活をするためのノウハウを書くつもり。石けんと併用するといい感じ、 まだ目次レベル。石けん生活のもそのうち書く。 鼻の脂については別ページにしました。→重曹で鼻の脂を落とそう

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そもそも重曹って何ですか?

なんで沖縄で重曹なのか

  • 水の話
    • 硬水と軟水
      • 水に溶けているミネラルの中でも「カルシウム」や「マグネシウム」を多く含む水を硬水、そうでない水を軟水と言います。
      • 沖縄県企業局-水質検査結果 (ちょっと専門的だが、浄水場ごとの水質がわかる)
    • 隆起さんご礁の島
      • 沖縄はさんご礁が隆起してできあがった島のため、島中にカルシウムやマグネシウムが存在します。そのため、沖縄の水は硬水で、洗濯などには不向きです。
      • だから、内地と同じように洗顔・洗濯してもなんとなく落ちが悪いように思ったり。
      • もっとも沖縄県民はこれで普通と思っていますから、たまに内地に行くと、石鹸がいつまでもおちずにヌルヌルしていて気持ち悪いと感じたりします。
  • 重曹の作用
    • アルカリ化
      • そもそも石鹸とは、油とアルカリを化合させたもの。重曹のアルカリが皮膚や洗濯物についた脂と化合することで天然の石鹸となる。若干、洗浄力がある。
    • キレート化
      • 硬水で石鹸を溶かすと、硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムが石鹸の成分と化合することで石鹸カスができ、洗浄力が落ちてしまう。
      • 重曹を水に溶かすとカルシウムやマグネシウムをキレート化し、石鹸カスをできにくくし、洗浄力が上がる。
    • 研磨
      • 重曹自体が固い粒なので、研磨作用がある。

どうやって使うのか

  • 洗濯

    • 事前に重曹をお湯で溶かし、そこに石鹸を入れる。いちいち作るのが難儀な場合は、前もって重曹水をたくさん作っておくといい。
    • あまり汚れていない衣類などは、重曹だけでも十分落ちる。石鹸や合成洗剤の臭いがダメな人、敏感な肌の人にお薦め。
  • 洗顔

    • 脂の多いところ(鼻の頭や両脇)を水で濡らし、重曹を直接こすり付ける。気持ちいいぐらい脂が落ちるが、脂分の少ない人はやらない方がいい。
    • 落ちない! という方がいらっしゃったので、詳しい説明を書きました→重曹で鼻の脂を落とそう
  • お風呂

    • 足の指先や踵などを水で濡らし重曹の粉でこする。これも気持ちいいぐらい脂が落ちる。
    • 慣れたら全身洗ってみる。
    • 石鹸シャンプーに混ぜて洗髪。脂性の人むき
  • 歯磨き

    • 重曹自体が固い粒なので、研磨作用がある。歯磨きにも使えるがちょっと固めなので毎日使うのは避けたほうがいい。まいにちうがいするぐらい。慣れないと苦い。
  • 飲む (食用の重曹のみ)

リンク

注意事項は?

  • 目に入れないこと
  • 工業用を飲まないように! 薬用がちゃんとあります。
  • アルミに使うと腐食する。アルミサッシやドアはもちろん、家電製品にもアルミは使われている。

参考書

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どこで売ってるのか

  • 食用と工業用がある。掃除には工業用でいいが、食用を掃除にも使ったほうが扱いが楽かも(間違って使う心配がないし)。

    • くれぐれも、工業用を食用や歯磨き・顔洗いなどに使わないように。
  • 生協

    • 私は近所の生協が買っています。重いので宅配してもらってる。
  • 薬局

    • お試しで少量買うなら薬局ですが、ちょっと高くつく。
  • 通販

    • 慣れてくると Kg単位でまとめ買いしたくなるので、通販が楽だと思います。
    • Amazonで探す:重曹
    • 楽天で重曹を探す

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