世界樹の迷宮

世界樹の迷宮ってどんなゲーム?

迷宮(ダンジョン)を探索するタイプのRPG
歯ごたえがある、本格的なダンジョンRPG。Wizardyを彷彿とさせる。
詳細は世界樹の迷宮公式サイトで
2008年2月21日に続篇である「世界樹の迷宮II 諸王の聖杯」が発売されます。
YouTubeでsekaijuを探す。

買ってからの感想

2chで前評判を聞いていたので期待して始めたけど、いやーこれ、面白いわ。公式サイトで作者の新納さんが語ってるように、3DダンジョンRPGの可能性を見せてくれるようなゲームだと思う。

Wizardry Iのような、ハードな展開。 Wizardry I や Might&Magic I のようなマッピングの楽しみ。 Dragon Quest I (II,IIIあたりまで?)の戦闘の楽しさ、 Might&Magic I のような謎解き(クエスト) 基本的なシステムは Wizardry I (特に武器屋)。いいとこどりというか、いままでの名作の面白さのポイントをよく研究していると思う。

あと、いままでの名作の不条理な点を無くしているのも大きい。例えば、Wizardry I だと 5-8Fがつまらんけど、世界樹は綿密なマップで飽きを無くしている。 Wizardry 10Fの理不尽に強い敵についても、 FOEという遠くから見える敵を作ることで戦法に幅を持たせている。また、レベルの上限(70)を設けることで、レベルを無駄に上げてクリアという行為ができないのも、良い制限だと思う。チョコボの不思議なダンジョンやトルネコの大冒険などのローグ系のゲームと違って、特定のモンスター攻略の思い入れが語れるのもいい。1Fの蝶とかモグラとか蟹とか。

なお、Wizardry I の Apple 版あたりに似せたのか、複数セーブができない。複数人プレイもできない。家族でやるには人数分必要だ...でも、こんなのを子供にやらせたら人生無駄遣いだな。自分がWizardry Iで人生無駄使いしたのは棚に上げよう。