AmazonS3
Amazon S3 (Simple Storage Service)
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amazon のプラットフォームを利用した、低価格のリモートストレージサービス...と思っていたけど、もっと凄いサービスだとわかってきた。AmazonEC2, AmazonSimpleDBと組み合わせることで真価を発揮する。
- Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)
- データ転送料が2008/05/01から値下げ。
New data transfer price (effective May 1, 2008): $0.100 per GB - data transfer in $0.170 per GB - first 10 TB / month data transfer out $0.130 per GB - next 40 TB / month data transfer out $0.110 per GB - next 100 TB / month data transfer out $0.100 per GB - data transfer out / month over 150 TB
- 価格も上記ページにある。現在の価格は以下の通り(2008/01/23)。
Storage $0.15 per GB-Month of storage used Data Transfer $0.10 per GB - all data transfer in $0.18 per GB - first 10 TB / month data transfer out $0.16 per GB - next 40 TB / month data transfer out $0.13 per GB - data transfer out / month over 50 TB Requests $0.01 per 1,000 PUT or LIST requests $0.01 per 10,000 GET and all other requests* ## No charge for delete requests
- アクセスは REST と SOAP インターフェイス
- CPAN にも モジュールがある
[[$$us-amazon2 0596515812 0470097779 3540756930]]
簡単に使うには
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サンプルプログラムは Amazon Simple Storage Service >> Code Samples にある。
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firefox へのプラグインで(s3fox) ftp っぽく使える
- はずだけど、うまくいかない。参照とかはできるけど、アップロードで 「This request does not support content」と言われる。未解決。
- ↑いま試したら問題なし。いい感じに使えます。
- [[$$googlead-firefox]]
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Jungle Disk という S3 を local な WebDAV にみせかけるソフトウェアもある。
- Windows版を試してみた。ちゃんと動く。ただし、日本語のファイル名はきちんと扱えないみたい。
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アップロードしたファイルは、http://バケット名.s3.amazonaws.com/ でアクセス可能。
- 例→ http://zu2.s3.amazonaws.com/index.html
- 実は独自ドメインも使える→ http://s3.zu2.org/index.html
落ちることもあるの?
- 2008/02/15に落ちていました。
落ちてるかどうかわかる?
AWS Service Health Dashboard ってのがあります。
Amazon S3 でCGIは使えるの?
使えません。でも、Javascriptを使ってそれっぽいことをしている人はいます。 問題はアクセス管理ですね。
Amazon S3 を使ってる企業は?
単なるWebサーバーとして使うと
S3の使い方は2通りある。 単なるhttpサーバーとして使う方法と、AmazonEC2や自分のサーバーのストレージとして使う方法だ。後者はそれなりに手間がかかるので、前者の場合を考える。
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利点
- ファイルの転送は S3 firefox などを使えば簡単。
- 独自ドメインがCNAME を向けるだけで作成できる。
- サーバー負荷を考える必要がない。金はかかるけど、個人のトラフィックならたいしたことはない。
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欠点
- DirectoryIndexがない。 / で終わるURLが作れない。
- cgiがない。全部クライアントサイドで作る必要がある。Javascriptやflash
ログが取れない。google analyticsなどの併用が必要。
ログを取るには
AmazonS3 でログを取る(日記)にも書いたが、ログはちゃんと取れる。ただし、独自形式。 apache (common log format) に合わせるのは簡単にできそう。referer が取れてるかどうかは まだわからない。
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ログを取る方法
- Setting Up Server Access Logging にある。
- Programming Amazon Web Services: S3 and Ec2 の Chapter 3、「Server Access Logging」に方法が書いてある。
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簡単にログの設定をするには
- 次項で紹介するツール、s3safe や Bucket Explorer を使う。s3fox 0.4 では不可能。
ツール
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- firefoxの拡張。ftp のような感じで S3 が使える。
- s3safeと比べると機能不足だけど、入門にはいいかも。
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Park Place - An Amazon-S3 Clone in Ruby
- AmazonS3 で何かを開発するときに使うと便利なクローン。
- Amazon S3クローンを作る「Park Place」 (MOONGIFT)に解説記事がある。
- AmazonS3 で何かを開発するときに使うと便利なクローン。
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- s3foxみたいなもの。ログの設定ができる。
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- s3foxみたいなもの。ログの設定ができる。
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- AmazonS3の利用状況を muninで監視できる。
ライブラリ
リンク
- 2年前の障害報告書から学んだAmazon S3の凄さ (ITpro)
- 良記事
- Versioning Feature for Amazon S3 Now Available (Amazon AWS)
- S3にバージョン管理機能がついた
- Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)
- PHP を使ってマルチメディアのコンテンツと帯域幅を Amazon に任せる (IBM)
- Amazon S3で年間6000万円ほど節約できてるという話: suadd blog
- AmazonS3をバックアップストレージとして利用する (untitled.)
- OpenfountのS3マネージャ「Openfount InfoMirror」 (ここギコ!) (javascriptを使ったS3上で動作しているリモートストレージサービス)
- Amazon's Dynamo is awesome! (たけまる) (amazonの分散DBについての理論面の話)
- 分散アーキテクチャにおいて一貫性と交換でスケーラビリティを手に入れる (InfoQ) (ebayの話。興味深い)
- MapReduceが牽引〜Amazon EC2をサポートするEclipseプラグインがリリース (InfoQ) (EC2を用いたmapreduce)
- Gyazo.comのデータをAmazon S3で運用 (Gyazo.com)
[[$$include 世界にコンピューターは5台しかない]]