重曹で髪の脂を落とそう
重曹を使うと脂分が気持ち良いほど落ちます。 でも、使い方がわからないと思ったようには落ちなかったり。 このページでは髪の脂の落とし方を説明します。 髪があぶらっぽい人の参考にしてください。
鼻編もあるよ→重曹で鼻の脂を落とそう
ちなみに髪は洗いすぎると良くないらしいので、ほどほどに。
[[$$amazon-search-result-middle books-jp 重曹]]
そもそも重曹って何ですか?
- 炭酸水素ナトリウムの俗称。
- 重曹を水に溶かすと弱アルカリ性になります。そして、そのアルカリを、油(脂)と化合させると天然の石鹸になります。
- 詳しいことはWikipedia:炭酸水素ナトリウム を参照のこと。
どうして脂が落ちるの?
- 重曹で汚れを落とすメカニズムは2つ+1つ
-
- 重曹そのものが固いツブツブなので、これで物をこすると研磨作用があります。
-
- 先に述べたように脂と化合させることで天然の石鹸になります。
-
- 水を軟水っぽくする作用があり、洗浄力を増します(キレート化)
-
上記の2,3の作用を上手に使うことで、髪の脂を落とします。 ちなみに、髪の脂以外でも脂っぽいところ、例えば、足の指の股とかに使うと良い感じで脂が落ちます。→重曹で鼻の脂を落とそう
どうやって落とすの?
先に述べた作用、鹸化とキレート化がポイントです。 私は以下の手順で落としています。
-
- 手のひらに重曹を用意します。最初はスプーン一杯程度から始めましょう。
-
- 急ぐときは石鹸シャンプーを重曹に振りかけて混ぜた後で髪につけます。
-
- 余裕があるときは石鹸に重曹をこするようにして泡立て、それで髪を洗います。
-
- 熱めのお湯を少しずつかけて洗い流します。
-
- 洗い流したあとで頭皮を指で調べます。中途半端に脂が溶けて脂っぽくなっている場所がいくつかあるはずです。そこを再度1-4の手順で洗います。
-
- 全部落ちたら終わり。髪の弱い人は重曹のアルカリを中和するために酢かクエン酸を薄めた水でさっと流してください。
この「脂が溶けた感じ」のがポイント。 これがわかれば脂は落とせます。下手にシャンプーで洗うとこれがわからない。 髪だけさっぱりするので落ちたと勘違いします。 あるいは洗いすぎたり。 自分の頭皮のコンディションを指で感じられるようになれば大丈夫です。
どこで買えるの?
お試しなら、近所の薬局やドラッグストアーで少量買うといいです。 でも高くついちゃうので、慣れたら通販でまとめ買いするといいかも。 鼻の脂以外にも使えますし。→沖縄で重曹参照。
[[$$amazon-search-result-large hpc-jp 重曹]]
注意事項は?
- 目に入れないこと
- 工業用を飲まないように! 薬用がちゃんとあります。
- アルミに使うと腐食する。アルミサッシやドアはもちろん、家電製品にもアルミは使われている。
リンク
- NHK ためしてガッテン2005年12月7日放送 ラクして満足! 大掃除スピード術 -- 3ヶ月の油汚れなら重曹で落ちる
- NHK ためしてガッテン2006年3月8日放送 虫食い黄バミ縮み撃退! 冬物衣類保管術 -- コートの襟の黄バミ落とし
[[$$amazon-search-result-large books-jp 重曹]]