アルメニアのメツァモール原発
- メツァモール原発(メタモール原発)がトルコ地震で放射能漏れという'''誤報'''についての調査メモです。
- 本記事については、確認できた全ての元情報URLを添付しています。
- FAQ だけを見て判った気になった人は、自分で元情報を確認する習慣をつけましょう。
- 10月30日にもなって、再度記事にしたメディアがあるようです....orz
- 誤報を拡散したのに訂正しないメディアには要注意です。「誤報か?」に変えただけのところもありますね。
- イランラジオ第3報の情報を記載しました。
- ヨーロッパ各地で放射性ヨウ素検出については、メタモール原発とは関係なさそうです。ヨーロッパ各地で放射性ヨウ素検出参照。
メツァモール原子力発電所(Metsamor Nuclear Power Plant)
-
メツァモールとメタモールの両方の表記があるみたい。メタモールが一般的のようですが、いまさらタイトル変えるのもなんなので、そのままにしておきます。
- [[$$wikipedia メタモール原子力発電所]] (こっちが詳しい)
- [[$$wikipedia メツァモール原子力発電所]]
- Metsamor Nuclear Power Plant (Wikipedia英語版)
- Metzamor Nukleer Santrali(Wikipediaトルコ語版)
-
このページのURLが短縮URLでうまく短縮できない場合があるようです。その場合は下記のいずれかをお使いください。
http://www.flickr.com/photos/elmada/253477988/
FAQ
「トルコ東部地震によりメタモール原発が損傷し放射能が漏れている」という噂についての質問と回答。
詳細やニュースソースは、この記事の後ろの方を読んでください。 このサイトの内容に疑問をお持ちの方は、後半に掲載しているニュースソースを調査いただけると幸いです。誤りがあれば、お知らせいただけると助かります。
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地震の影響は?
- メタモール原発での揺れは日本震度階換算で1〜2程度と発表されており、影響があったとは考えにくいです。
- トルコ東部地震の震源からは200Km近く離れています。
- フランスIRSNの見解:「距離と地震の大きさと考えて、影響は懸念されていない」
-
放射能が漏れているのでしょうか?
- 隣国であるトルコ原子力エネルギー機構(TAEK)が、国境沿い(原発まで15Km)での測定結果を発表しています。
- それによると測定値は平常値で、特に問題はありません。
-
地震の影響で原発が壊れたと聞きました
- トルコのzaman紙がそのような報道を行ったのは事実です。
- しかし、同じzaman紙が第二報で「原子力発電所が破損していない」と報道しています。
- また、トルコの別のニュースサイトでは、今のところ破損や漏れたという情報は見つかりません。
- 先のTAEKの報告と合わせると、第一報は誤報の可能性が大きいと考えます。
-
イランラジオが原発が壊れたと報道しています
- イランラジオの報道は、上の zaman誌の第一報を元にしたニュースサイトの記事を翻訳したものです。
- TAEK(トルコ語) → zaman(トルコ語) → AranNews.ir(ペルシャ語) → イランラジオ(日本語)と4段階です。また原発の存在するアルメニアではアルメニア語が使われています。
- 誤翻訳や別ソースの情報の混入により伝言ゲーム状態になり、結果的に大誤報となっていると考えます。
- なお、同じイランラジオの英語版にはこのニュースはありません。
- そもそもイランラジオの報道の信頼性には問題がある、という話もあります
- イランラジオの報道は、上の zaman誌の第一報を元にしたニュースサイトの記事を翻訳したものです。
-
イランラジオから第二報がでています
- 第二報は Milliyet紙(トルコ語)を元にしているものと(今のところは)推測できます。
- Milliyetの記事には放射能が漏れているという記述はありません。
- イランラジオ記事の前半はMilliyet紙を下敷きにしています。
- 後半は第一報の引き写しであり、結局、放射能漏れに関しては大誤報のままと考えます。
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修理を終えて運転再開したと聞きました
- もともと9月11日から定期点検中(改装工事)でした。
- そのため地震発生時は停止していました。
- 当初の予定通り10月27日から運転を再開したと報道されています。
- ちなみにイランラジオの第三報でも「燃料装着と改修作業のため、9月11日から運転を停止していましたが、30日日曜から運転を再開」と報道しています。
-
でもやっぱり漏れてるんじゃないの?
- EUやトルコが現在の線量率を公開していますので、そこでご確認ください。リンクは本記事の中ほどにあります。
-
グルジア緑の党が噂の出所と聞きました
- 「トルコとアルメニアの領土は、地震活動が活発なゾーンであり」「アルメニアの原子力発電所を脅かす可能性がある」という指摘をしています。
- しかし今回の地震で漏れたということは言っていないようです。
-
世界でもっとも危険な原発と聞きました
- そのような評価もあり、IAEAやEUによる改修や廃炉のアドバイスが行われています。
- 早期になんとかしないといけない原発の1つと言われています。
- ただし、今回の地震で損傷が起きた可能性は低いと考えます。
- 今後のことは私にはわかりません。IAEAなりなんなりの資料を読んで、ご自身でご判断ください。
-
メタモール原発は日本製だと聞きました
- ソヴィエト社会主義共和国連邦製のVVER-440/V-270炉です。[[$$wikipedia メタモール原子力発電所]]参照
- 「その後老朽化に伴い1400箇所以上の安全性向上措置が取られ、それはIAEAでも確認しています。建設当初より格段に安全性が向上しています」
- 日本製なので情報統制されているというデマが広がっています。
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日本の耐震技術を導入していると聞きました
- 「ソビエトの技術者が日本で学んで、メタモール原発の耐震補強をした」「そのおかげで、アルメニア大震災では被害を受けなかった」と記述しているブログは存在します。
- しかし、その内容が本当かどうかは私には判断できません。情報が少なすぎます。
- 本内容について書いているのは、そのブログあるいはそのブログのコピペだけです。
- 「日本の耐震技術を導入している原発の事故だから、日本では報道されないんだ」というデマが広がっています。
-
日本で報道されていないのは情報隠蔽だ!
- 上記のように、実際には漏れても壊れてもいないので報道されていないものと考えます。
- zaman誌の報道について、アルメニア側からトルコに対してクレームがついています。 それは日本でも日経や産経などで報道されました。
- 英語圏やドイツ語圏などでも事故があったとは報道されていないそうです。
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このサイトの情報だけでは納得できない
- 20111023トルコ地震ニュースまとめ3 10月26日分 にて@navagraha_さんが調査されています(「残りを読む」の先に書かれています)。
- @navagraha_さんは幅広く海外ニュースを調べておられますが「上に挙げた二件の日本語記事にあたるものが、英語ニュースTLに一向に上がって来ないのも、やや不思議と言えば不思議」と述べています。
-
ブログの情報だけでは納得できない
- 11月1日のニュースの深層(司会:上杉隆)という番組にて「トルコ地震とアルメニア原発」について放送があったそうです。
- 上記番組には世界でもっとも危険な原発、アルメニア原発を書かれた廣瀬陽子(慶應義塾大学准教授)が出演されており「おそらくなにも無かったのではないかと思われます」と発言されたようです。
- ただし私は上記番組を直接見たわけではありません。見たかったけど。
-
でもやっぱり情報隠蔽じゃないの? 世界的に隠蔽されているのでは?
- もしかして他のデマも信じてたりしませんか? 「デマの検証サイト一覧」を一度読んでみてください。
Iran Japanese Radioの情報だけを元にしたブログ記事や、にちゃんねるまとめサイトの情報が出回っています。本当に正しい情報か確認してますか? にちゃんねるまとめの問題については togetter:ハム速のデマですを参照のこと。ネットのデマについては「デマの検証サイト一覧」を参考にしてください。
目次:
[[$$amazon-search-result-middle books-jp アルメニア]]
現状の簡単なまとめ
- びっくり新事実。Iran Japan Radioの記事は「arannews.ir」(ペルシャ語)の記事を元にしているようです。(2010/10/29に発見しました)
事故があって放射能漏れという記事のソースは Iran Japanese Radioの日本語記事「トルコ地震で、隣国アルメニアの原発に被害」しかないようです。Iran Japanese Radioの英語版にも今のところ見つかってません。現段階では誤報あるいは単なる噂の可能性が大きいと思います。 (そもそもこの記事で情報源とされているzaman紙がこういう記事を載せています。「アルメニア:地震は原子力発電所に被害を与えていない」)
- zamanの元記事はDeprem, Ermenistan'daki santrali vurduこれっぽいです。ただ、この記事と上記Iran Japanese Radio日本語版の内容にはかなり差があります。
アルメニア側は情報を否定しています。原発付近では震度3(日本震度階2)で、アルメニア国内の建物にも被害なし。アルメニアとトルコは仲が悪いようで([[$$wikipedia トルコの国際関係]])、アルメニア側のニュースでは「トルコがメツァモールの放射能漏れについてケチをつけたのはこれが最初ではない(アルメニア資源エネルギー庁)」です。
今のところ'''トルコ側のモニタリングでは問題なし'''。アルメニアや隣国(アゼルバイジャン、グルジア)のモニタリング情報は探せていません。そもそもWebで見れるような場所にあるのかどうか...
この原発が「日本製原発を基にしている(なので日本のメディアは報道しない)」というデマが流れています。「[[$$wikipedia メタモール原子力発電所]]」を読んでください。旧ソビエト製です(耐震については旧ソビエトで一番だとの報道)。その他、アルメニアに関する蔑視情報やら何やら流れてて頭痛いです。
位置関係
震源地からの距離は200Kmぐらいかな。 右図はアルメニア大地震とアルメニア原子力発電所の閉鎖 (14-06-04-03)より引用。左図のgoogle map。
私の推測
このページで参照している情報のうち、英語以外の言語については機械翻訳に頼ってます。ソースURLを付けていますので、なるべく原文を見て判断してください。
日本語に翻訳していただける方、翻訳情報を掲載しているサイトがありましたら ご紹介いただけると助かります。間違いや新情報があれば指摘ください。
たぶん情報は以下の順に伝わってる。 (2010/10/29に arannews.ir に関する記事を追加しました)
- VAN ĠLĠNDE 23.10.2011 TARĠHĠNDE MEYDANA GELEN DEPREMLE ĠLGĠLĠ BASIN DUYURUSU (トルコ原子力エネルギー機構 TAEKのプレスリリース 2011/10/23)
- Deprem, Ermenistan'daki santrali vurdu (zaman紙の記事 2011/10/24)
- トルコ地震で、隣国アルメニアの原発に被害 (Iran Japanese Radioの記事 2011/10/25)
最初のプレスリリースでは「自然のバックグラウンド放射線レベル以上のいかなる線量・速度・値も検出されなかった」であり、添付されているグラフも問題なし。100nSv/h前後(1mSv/年ぐらい)なので、たしかに自然のバックグラウンドレベルぐらいです。
ところが次のzamanのニュースが問題で、TAEK筋の話として「メタモール原子力発電所が受けた損傷の復旧作業が行われていると伝えられた」「地域内の放射線比率が通常の値の少し上であることが証明された」「漏洩は今のところ人間や環境の安全の観点から驚異になるものではない」という記事になっています。観測された値についての話がTAEKのリリースと異なっています。また、zamanは続報で「アルメニア側は事故を否定した」との記事を載せています。 (この記事の全文翻訳は「アルメニアのメタモール原発に関するニュースについて」にあります)
これをイランのニュースサイト AranNews.ir がペルシア語の記事にします。 ペルシア語なので内容はよくわかりません。機械翻訳によると最後の部分で「イラン国営放送IRNAによると、破損した原子力発電所を修復するアルメニアの専門家がその活動を開始した、と新聞は書いている」と書いています。
最後のIran Japanese Radioの記事は、AranNews.ir の記事を翻訳したものだと推測できます。Iran Japanese Radioの記事添付の写真に "AranNews.ir" のクレジットが入っています。 ただし「アルメニアの原子力専門家らは、この原発の被害を受けた部分の修復作業を開始したということです」とか「メツァモール原発からの放射能漏れの量は、それほど多くはないが、緊急速報によれば、この原発の周辺地域で検出された放射能の量は、基準値を超えている」となっており、TAEK筋がアルメニアの原子力専門家になってたり、zamanでは基準値以下だった放射線量が逆になっています。
どうも伝言ゲームのように情報が変化しているように思われます。
zaman, Iran Japanese Radioの「修復作業を開始」は、たぶん、9/11から行われている作業の誤解だと思います。アルメニア側ニュースの英文記事でこの作業をrepairと表現しているものがあります。また、「ストライキ中の労働者が10/24から現場に戻る」というニュースもあり、それとごっちゃになって報道された可能性が大です。
トルコ原子力エネルギー機構(TAEK)によるトルコ国境での線量データ
「トルコ原子力エネルギー機構(TAEK)による公式の発表」(PDF)です。 国境での測定箇所(7箇所)の時系列の線量率グラフが添付されています。
左図はTAEK資料に地震発生時刻などを追記したものです。 右はTAEK資料にある地名とメタモール原発の位置にピンを打った地図です。 (土地勘があるわけではないので、地名で検索したところにピンを打っています。間違ってる可能性大です)
上図は参考のために私が作成したものです。調査の際は必ず元データ(PDF)/Webを参照してください。
TAEKによる観測地点の正確な地図はRadyasyon Erken Uyarı Sistemi Agi (RESA)にあります。
- VAN ĠLĠNDE 23.10.2011 TARĠHĠNDE MEYDANA GELEN(23.10.2011)のグラフによると...
- 地震後のデータは120nSv/hぐらい? 平時はどれぐらいなんだろ。 120nSv/hでも1mSv/年ぐらいですね。
- twitterで情報いただきました。ありがとうございます。「地震が発生したのが13:40頃、トルコ原子力機関のデータは10:51のものがあるので線量は平時と変わりないのでは?」
- ということで少なくともトルコ側では今のところ異常は検出されてない、と。
- Igdirはアルメニア国境沿い。場所→Iğdır Province
- twitterで教えていただきました『"doğal fon radyasyon seviyesinin üzerinde her hangi bir doz hızı değeri ölçülmemiştir" 「自然のバックグラウンド放射線レベル以上のいかなる線量・速度・値も検出されなかった」だと思います』
- 英訳してもらいました。
- 2011年10月 トルコ東部の地震 (東京大学地震研究所)
- 発生時刻は2011年10月23日19時41分(現地時刻:13時41分)。
この記事の存在は、はてなブックマークにて教えていただきました。
- kk789we のブックマークから (ありがとうございます)
- 「http://www.zaman.com.tr/ara.do?method=search を Nükleerでさがすと http://bit.ly/s48fOo http://bit.ly/v9TL8d 原子力発電所は破損していないと発表してますが、さて…。/原子力発電所周辺線量率のデータ http://bit.ly/u8QOyu 2011/10/26」
その後の情報
アルメニアはMetsamor原子力発電所の近くで6地震観測を設定する予定
zamanの第一報
[![原文はトルコ語です。http://twitter.com/tkmasher/ @tkmasherさんの協力により翻訳いただきました。感謝いたします。 翻訳に当たっては、トルコ人ネイティブの先生に確認していただいたそうです。
- Deprem, Ermenistan'daki santrali vurdu (24.10.2011 zaman)
- 日本語訳: 「アルメニアのメタモール原発に関するニュースについて」
- 翻訳された方も『このニュースは誤報である可能性が高く、最初にこのニュースを報じたとされるトルコのザマン紙も、後に「アルメニア側は事故を否定した」との記事を掲載しています』と書かれています。
- 日本語訳: 「アルメニアのメタモール原発に関するニュースについて」
以下は、識者に翻訳いただけるまでの私の機械翻訳との試行錯誤の過程です。 不要だとは思いますが、記録のために残しておきます。
- Deprem, Ermenistan'daki santrali vurdu (24.10.2011 zaman)
- 元ソースと思われる記事。「地震は、アルメニアの発電所を襲った」
- 「放射線の地域で最初の調査結果によると、正常値の割合よりも小さいことが明らかになった。 TAEKによると、漏れの測定は、人間と環境衛生の面で危険ではありません」
- 漏れがあった、という記事には見えない。
- twitterで指摘いただきました。どうも、これがzamanによる漏れ情報らしい。
- 『機械翻訳で「漏洩放射線測定局の重大な大きさがあるが、トルコとの国境に達している」となるところは、「漏洩は深刻なレベルでなかったにも関わらず、トルコ国境にある放射線測定局に到達した」が正しいと思われます。』
- 自動翻訳を英語にしてみると「Although there is a serious magnitude of leakage radiation measurement stations has reached the border with Turkey」ご指摘が正しそう。
- ただやっぱり「According to initial findings on the region of radiation were found to be less than the rate of normal values.」調査結果は平常値よりも少ないって書いてあって、記事内部で矛盾しているように思われます。謎だ。自動翻訳頼りの限界だなー。
- この記事についてtwitterで教えていただきましたので、それを記載します。
たぶん、問題は次の文です。İlk tespitlere göre bölgedeki radyasyon oranının normal değerlerin az üzerinde olduğu tespit edildi 私はこれ、「最初の調査によると、地域内の放射線比率が通常の値より少し上回っていることが証明された」と訳すべきだと思っていて、そうすると機械翻訳と逆になるんですが、 なんでそんなことになるかというと、「üzerinde」という語が英語の「on」に当たる語で、「〜の上にある」とも「〜という状態である」とも訳せるからです。az「少ない」と合わせて、ちょっとした判断の違いで「少し上である」にも「少ない状態である」にもなります。 文脈からしても、また文をよく見ても、おそらく「少し上である」の方が合っていて、機械翻訳の方が引っかかったのではないかな、と思うのですが……。 うーん、zamanの記者がどこかで勘違いしたのではないか、と思うのですが……。TEAKに取材して「ほんのちょっと上がってるけど誤差の範囲だよー」と言われたのを曲解したとか。
- 翻訳していただきました。「[アルメニアのメタモール原発に関するニュースについて」](http://tkmasher.blog36.fc2.com/blog-entry-39.html)。翻訳された方も『このニュースは誤報である可能性が高く、最初にこのニュースを報じたとされるトルコのザマン紙も、後に「アルメニア側は事故を否定した」との記事を掲載しています』と書かれています。
zamanの第二報
第一報の訂正記事です。日本語訳は東京外語大により翻訳されています。「アルメニア:地震は原子力発電所に被害を与えていない」
-
Ermenistan: Deprem, nükleer santrale zarar vermedi (24.10.2011 - 12:07)
- 「アルメニア:地震、原子力発電所が破損していない」という記事
- 上の記事との前後関係は日付ではわからんけど、URLのhabernoでは、こちらが後
- 記事末尾の(CİHAN)はトルコの通信社。google翻訳ではなぜか新華社と翻訳される。
- 東京外語大による翻訳を教えていただきました。ありがとうございます。
- アルメニア:地震は原子力発電所に被害を与えていない
- それによると「アルメニア非常事態省は、昨日(23日)トルコで発生した地震がメタモール原子力発電所に被害を与えていないと発表した」「トルコの報道では、メタモール原発に地震による被害がみられるという主張が流れていた」ということで。その「トルコの報道」が知りたい...
- 「もともと施設は9月11日以降、点検修繕工事のため稼動していなかったと述べた」という情報もありますね。
-
アルメニア、メッツァモール原発一連のニュースと歴史的背景 (イスタンブルでの移住生活)
- イスタンブール在住の方のブログ
- 「トルコZaman紙からは、アルメニアの原発では事故は起きていないとの訂正報道がありました」ということで。
(↓第三報にすべきかな? 2011/10/26記事)
- TAEK: Metsamor nuclear reactor radiation leak poses no threat to Turkey (26 January 2011, Wednesday)
- zaman の記事。「TAEK:Metsamor原子炉の放射能漏れはトルコに脅威をもたらすものではない」
- 「トルコの原子力公社(TAEK)は、放射線レベルの変化は、その多数の検出器のいずれかによって検出されていないことを言って、アルメニアの危険と物議をMetsamor原子力発電所から放射能漏れがトルコへの危険性を引き起こすことは月曜日の主張を退けた。」
- 「今日のザマンに言えば、TAEK当局は、リークがMetsamorで最近発生していたことを認めたが、アルメニアと国境を接するトルコの地方では、人間の健康に有害とみなされる放射線のレベルを検出しませんでした。」
- ぼかして「最近発生」と書いてますね。「地震により」ではなく。
- zaman の主張する最近とはいつのことだろうか? 1月の漏れ騒ぎかな。
- まあ原発は常時お漏らししているといえばしてるんだけどね...
AranNews.ir の報道
この報道は2010/10/29に見つけました。
Iran Japanese Radioの記事写真のクレジットが "AranNews.ir" になっていたのが気になって、ぐぐってみたらペルシア語の記事を発見しました。自動翻訳だと日付は1390年11月3日になってる。暦換算が必要ですね(@_@)/
- ↑Arannews.ir記事の日付部分(赤線)と[[$$wikipedia イラン暦]]の対比。
- Abanでいいっぽい。10/23-11/21を指すということなので、自動翻訳で11月になっているのは納得。
- Iranian Calendar Converter
- 1390 Aban 3 だとしたら、2011月10月25日になる。イランラジオとの前後関係は矛盾しない。
日本語への自動翻訳ではどうも変なので英文に翻訳した結果を下につけます。 どなたかお客様の中にペルシャ語に詳しい方はいらっしゃいませんか?
Damage to a nuclear power plant in Armenia following the earthquake in Turkey. Armenia's nuclear experts to repair damaged parts of the plant started its activities have Aran agency / service Armenia The 'time' published in Turkey on Monday, quoting sources in the country's Atomic Energy Organization claimed that following the quake Sunday in East Turkey, the damage to nuclear plants 'Mtzamvr' ( Metzamor ) in Armenia, which borders the two countries has been entered. Earthquake damage to a nuclear power plant in Armenia Earthquake to the power 2 / 7 degrees on the inner scale (Richter) Sunday afternoon in Van province of Turkey near the Iranian border in the East were shocked that he survived the damage and casualties. According to IRNA, the newspaper writes: Armenian experts to repair the damaged nuclear power plant has started its activity. (ここに一文翻訳不能の文)
最後の、アルメニアの専門家が修理を開始した、というのはIRNA(イラン国営放送)による情報になってますね。
イランラジオの第一報
[![(http://www.zukeran.org/shin/d/wp-content/uploads/2011/10/20111029-irib-2.jpg)
イランラジオの報道は AranNews.ir の記事を元にしています。写真右下を良く見ると AranNews.ir のクレジットが存在します。
- トルコ地震で、隣国アルメニアの原発に被害 (Iran Japanese Radio 2011年 10月 25日(火曜日) 16:06)
- 「トルコの新聞ザマンが24日月曜、トルコ原子力庁の情報筋の話として伝えた」とある
- このイランラジオの記事が国内で広がってる情報の元になっています。
- zamanの第一報と内容が矛盾してるんだけど...
- 放射能漏れに関する情報は今のところこの記事がソース。http://irib.irの英語版からは探せなかった。探し方が悪いんかな。ペルシア語版はどうやって探せばいいのやら...
- あるわけないですね、irib独自記事じゃなくてペルシャ語のAranNews.irの翻訳ですから...英語版が存在しないのは日本語版記者が独自に翻訳したからでしょう。
なお、本記事の元になったzamanの第一報については、はてなブックマークにて教えていただきました。
アルメニア側がトルコを非難との報道
以前から小競り合いがあったようで、今回も素早く反論しています。
日本国内でも報道されました。日経記事には「【モスクワ=共同】」のクレジットがありますので、アルメニア→ロシア経由で日本に入ってきたと思われます。
- 原発損傷報道でアルメニアがトルコ非難(日経 2011/10/26 20:44)
- 「トルコ紙は同国原子力機関の話として、両国国境から十数キロにあるアルメニアの老朽化した原発が損傷し、放射性物質が漏れたと伝えた。同国エネルギー・天然資源省は24日「その事実はない」との声明を発表した」。そのトルコ紙は何で、とかの情報がないんですけど...
- これは下のアルメニアエネルギー省あたりの記事の翻訳かな。
- アルメニアがトルコ非難 地震で「原発損傷」と報道 (産経 2011.10.26 20:55)
- 日経と同内容。(共同)のクレジットがあるんで、各紙横並びで報道されると思う。
イランラジオが第二報
訂正かと思ったら..内容の前半はトルコ紙 Milliyetをベースにしており、後半はイランラジオ第一報のコピペです。
- トルコ、アルメニアの被害を受けた原発の閉鎖を要請
- 「トルコの新聞メッリエトが29日土曜、伝えたところによりますと、ユルドゥズ大臣は、IAEA国際原子力機関に対し、メツァモール原発の閉鎖を求めました」
- 「同原発からの放射能漏れにより、トルコや地域が危険に晒されていると言われています」
- 「言われています」の主語が何か不明。
- 漏れに関しては第一報以上の情報なし。
- 慌ててコピペで記事を作ったらしく文章がおかしい(魚拓)。後半の記事は第一報を引き写している。
メッリエトはMilliyetだろうか? 記事が今のところ見つからない。そもそもgoogleで「 "メッリエト"を検索」すると、この記事をソースとする情報しか見つからない。 と、書いたら速攻で@kk789weさんに教えてもらえました!ありがとうございます。
- Ermenistan’ın nükleer santralı kapattırılacak (milliyet 28 Ekim 2011 - 02:30)
- 「同じ領域のデータの瞬時受信を提供するシステムがあるが、値の上昇は、説明したように見られていない」
- 放射能が漏れてるとか上昇が観測された、という情報はありません。
- @tkmasherさんに教えていただきました。『基のミッリエト紙の記事には「ユルドゥズ(大臣)は、問題の地域におけるリアルタイムデータ取得を保つシステムが存在していること、しかし値には増加が見られないことを述べた」とあります。』
- ということで、これもTAEKの発表と整合性がありますね。
- 「同じ領域のデータの瞬時受信を提供するシステムがあるが、値の上昇は、説明したように見られていない」
-
Turkey plans to take action against Armenian plant (Hurriyet Thursday, October 27, 2011)
- トルコ紙 Hurriyetにも記事あり。こちらは 10/27
- 「トルコのエネルギー大臣Tanerユルドゥズ氏は、アルメニアの原子力発電所からの漏れの恐れのためのヴァン県で致命的な地震の後に東の放射能を測定するために、同国の核権限を命じたと述べている」
- 「トルコがアルメニアでMetzamorを含む世界中のすべての老朽化した原子力発電所に対して法的措置を取るために準備され、大臣は言った。」
- どこにも「漏れている」という情報はありません。
- 大臣名等はイランラジオと同一。
-
Turkey Plans To Take Action Against Armenian Plant (History of Trurh, FRIDAY, 28 OCTOBER 2011 13:59)
- トルコのナショナリスト団体の記事っぽいですが、上のHurriyetの記事の丸パクリ
- ここでも「漏れている」という情報無し。そういう情報あれば喜んで書きそうだが。
-
Начинается борьба за закрытие Армянской АЭС (суббота, 29 октября 2011, 11:08 Баку, 06:08 GMT)
- 「IAEAとの協力でトルコはANPPの閉鎖のために戦うだろうと原因Metsamorにおける原子力発電所からの漏れの恐れに放射能のレベルを評価しています。」
- ロシアでの報道。
イランラジオの第一報を丸パクリしたニュースがその後も流通
- トルコ地震で世界一危険な原発に被害か YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア) 最終更新:2011年10月30日 19時25分
- 「最上級を刺激する総合情報サイト」だそうです。添付の写真は[[$$wikipedia メタモール原子力発電所]]にありますね。
- トルコ地震で世界一危険な原発に被害 (Ameba News アメーバニュース) (10月30日19時25分 提供:ゆかしメディア)
- トルコ地震で世界一危険な原発に被害か (livedoorニュース 2011年10月30日19時25分 提供:ゆかしメディア)
- トルコ地震で世界一危険な原発に被害か - 速報 (@niftyニュース 2011年10月30日(日)19時25分配信 ゆかしメディア)
イランラジオの第三報
- アルメニアの原発が運転を再開 2011年 11月 01日(火曜日) 15:27
- 「イスナー通信の報道によりますと、アルメニアの原発は、燃料装着と改修作業のため、9月11日から運転を停止していましたが、30日日曜から運転を再開し、再び同国の電力網への送電を開始しています」「1986年に、ロシア人技術者らにより建設されたものです」
- 第一報、第二報にあった「被害が及んでいる」とか「放射能漏れにより、トルコや地域が危険に晒されている」とか「放射能漏れの量が基準値を多少超えている」という話が消えました。
- 「イスナー通信の報道によりますと、アルメニアの原発は、燃料装着と改修作業のため、9月11日から運転を停止していましたが、30日日曜から運転を再開し、再び同国の電力網への送電を開始しています」「1986年に、ロシア人技術者らにより建設されたものです」
'''上記にあるイスナー通信の元記事は下記'''
- 電力網へのアルメニアの原子力発電所の接続 (isna.ir 2011年10月31日)
- 概ねイランラジオの記事と同内容です。これの翻訳記事ですね。
- 記事内容はいままでに得られている情報と同じ。
イランラジオが第三報の内容を変更
- アルメニアの原発が運転を再開 2011年 11月 01日(火曜日) 15:27
- 「最終更新 ( 2011年 11月 01日(火曜日) 18:09 )」となり、下記の文章が追加されています。
- 前半は第二報の引き写し、後半は第一報の引き写しで、新情報はありません。
- 最終更新があるだけ良心的ではありますが、日本時間22時時点の魚拓と合わない...もしかして、イラン時間????
- 最初のバージョンの(魚拓)
- 「最終更新 ( 2011年 11月 01日(火曜日) 18:09 )」となり、下記の文章が追加されています。
こうした中、トルコのユルドゥズ・エネルギー大臣は、アルメニアの原発の閉鎖を求めました。アルメニアのメツァモール原発は、トルコとの国境から16キロ離れた地域にあり、この原発から漏洩した放射能が、隣国トルコや地域の安全を脅かしている、といわれています。 この原発は、ウクライナのチェルノブイリ原発と類似した技術を有しています。 EUも、アルメニアの首都エレバンから40南西に離れた場所にある、メツァモール原発の閉鎖を求めました。 これ以前に、トルコの新聞ザマンは、トルコ原子力庁内の情報筋の話として、最近トルコ東部で発生したマグニチュード7.2の地震により、メツァモール原発にも被害が及んでいると報じています。 この報道によりますと、メツァモール原発から放出された放射能の量は多くないものの、第1報の内容からして、この原発周辺で検出された放射性物質の値が、許容範囲をやや超えているということです。
アルメニア側がトルコを非難との報道の元情報
アルメニアエネルギー省記事
- アルメニアエネルギー省
- 一つ前の記事(2011/10/24)
- 「原子力発電所でも地震を感じていない - ヴァンの地震で10月23日にそのトルコのマスメディアの普及の情報は、植物を損傷し、原子力発電所の漏れが発生しています。」
- トルコのマスメディアがいろいろ報道してるけど、震度3だし、何も無かったよ、ということだと思いますが、よーわかりません。誰か教えてください。
- たぶんこの記事がいろんなメディアに流れてる「震度3であり問題なし」のソースだと思う。
- 一つ前の記事(2011/10/24)
アルメニア側報道
-
Turkey claims, we deny(yerkir.am 11:35 - 24.10.2011)
- トルコ原子力エネルギー機構(TAEK)が「TAEK announced that the Armenian Nuclear Power plant suffered some damages after the earthquake that shook Van」と発表してるよ、というアルメニア側の記事。we denyと一蹴してます。
- これからするとTAEKがソースになったトルコ側の記事がどこかにありそうだが...
- zamanの記事かなあ、やっぱり
-
Armenian nuke plant not affected by earthquake (01:47 PM | OCTOBER 24, 2011)
- 影響なし、という記事。
- この記事タイトルで検索するとあちこちで引っかかる。zamanの第二報とほぼ同内容。
- 最後に「According to Turkish sources, the Sunday earthquake in Turkey affected the Armenian NPP and the plant staff is now repairing the alleged damage」という文がついている。これはアルメニア紙の記事なので「問題ないのにトルコではこう言ってるね」という感じだろうか。
- なぜかこの記事がまたデマの元になってる。頭痛いですね。
-
Turkey’s earthquake measures 3 at Armenia’s Nuclear Power Plant - Ministry (news.amの記事 October 24, 2011 | 13:01)
- news.amの記事。ほぼ同内容。
-
Turkey Earthquake Did Not Affect Armenia Nuclear Power Plant: Ministry (10.24.2011 14:10 epress.am)
- epress.am。ほぼ同内容
-
現地報道。1:17から、かな? [[$$youtube0 1S9rQXgOmV8]]
ロシアでの報道
-
В результате землетрясения в Турции Мецаморская АЭС не пострадала (Радио Свобода 24.10.2011)
- 今度はロシア語...
- 「アルメニア - トルコMetsamorの地震は影響を受けません」「アルメニアの耐震保護のための全国調査は、日曜日にトルコの地震の結果として、被害がアルメニアでMetsamor原子力発電所であったという事実についてはトルコのマスコミに登場否認する」
- 概要は一緒ですね。問題なしとの報道。
-
Начинается борьба за закрытие Армянской АЭС (суббота, 29 октября 2011, 11:08 Баку, 06:08 GMT)
- 「IAEAとの協力でトルコはANPPの閉鎖のために戦うだろうと原因Metsamorにおける原子力発電所からの漏れの恐れに放射能のレベルを評価しています。」
現在の線量率
それでも心配な貴方のために、リアルタイムで線量率を見れるサイトがあります。 2011/10/28 22:45現在、アルメニア国境付近のIgdirでの線量率は TAEK RESAでは 81nSv/h、 EURDEPでは 100nSv/h以下、となっています。
- Hava Radyasyon, İnsan ve Çevre - Çevre Radyoaktivite Ölçümleri (TAEK RESAによる空間線量率)
- EURDEP (European Radiological Data Exchange Platform) (EUによる監視網)
- EURDEP Public Mapから見れます。
[![(http://www.zukeran.org/shin/d/wp-content/uploads/2011/10/20111028-eurdep.png)
ニュースから
-
Depremde Metsamor korkusu (2011年10月30日)
- 「地震のMetsamorの恐怖」「Metsamor 原子力発電所にも危険信号です。 Igdirの国境が16キロ、世界で最も危険な配置されている原子力発電所を Metsamor'un、地震の影響を受ける地域の新しいケースは、最大の危険が発生すること」
- メタモール原発は国境にも近いし危険だ、という記事。
- 既に漏れているとか事故ってるという情報はありません。
- 「地震のMetsamorの恐怖」「Metsamor 原子力発電所にも危険信号です。 Igdirの国境が16キロ、世界で最も危険な配置されている原子力発電所を Metsamor'un、地震の影響を受ける地域の新しいケースは、最大の危険が発生すること」
-
Georgian green party: Earthquakes may threaten Armenian NPP (25 October 2011, 16:43 (GMT+05:00))
- グルジア緑の党が語ったという記事。「大地震が災害につながるとアルメニア原子力発電所に隣接する地域で発生する危険があり」という内容。既に起こっているトルコの地震との関連性に触れていない。隣国の環境団体すら騒いでいないという傍証になるかな?
- この情報を元に「放射能漏れの噂の出所はグルジアの緑の党」という情報を書いているところがあります。頭が痛いです。
-
- 東京電力福島第一原発由来のヨウ素やセシウムが検出されたというTAEKのレポートです。ご迷惑をかけて申し訳ない...
-
「Metsamor Nukleer Santrali Kapatılmasına Yonelik Sivil Girisim」
- トルコによる民間の反メタモール原発サイトと思われます。
- Metzamor Nukleer Santrali(Wikipediaトルコ語版)からリンクされていました。
- 今回の件は載っていません。あまり更新されていないっぽいです(最終更新日が2009/8/2)。
-
Turkey Earthquake Did Not Affect Armenia Nuclear Power Plant: Ministry (Armenian News October 24, 2011)
- にちゃんねる【原発】原発情報1620【放射能】 (緊急自然災害@超臨時)に翻訳あり。
http://hyemedia.wordpress.com/2011/10/24/turkey-earthquake-did-not-affect-armenia-nuclear-power-plant-ministry/ トルコの東部地域を襲った地震は、アルメニア原子力発電所(Metsamor原子力 発電所、ANPP、またはMNPP震源から160キロある)では、月曜日に発行さ れたアルメニアの省緊急事態発表によるとM3.0だったっぴょん 。 ”少なくともM9.0までの耐震計算されているので、ANPPに損傷はないだろう。 また、トルコの地震では、アルメニア共和国の領土に居住、建物や構造物は いかなる損傷につながっていない”と一部声明を出したっぴょん。 ANPP総合ディレクターGagik Markosyanは、M2〜3規模の地震については、 特に9.11以降ANPPは改修が進んでいることもあり、声明を出す必要はないと 語ったっぴょん。 http://deaibbs.x0.com/up/src/up3149.jpg
- M9.0の地震が場所によってM3.0になるわけないんで、これは震度というかなんというか。どう訳せばいいんだろ。[twitterで指摘がありました](http://twitter.com/meijiya/status/129096815726444544)。ありがとうございます。
- 震度階については項を立てました。そちらを参照してください。
- Turkish Earthquake Damaged Armenian Nuclear Plant??
- Iran Japanese Radio を見た外人さんが英語で質問してる(英語圏にこのネタが逆流しそうだなー)
- 現在Webで探せる以上の情報なし
- zamanの記事の英訳が載ってます。ありがたい。
- このサイト、オカルト系っぽいですね... 英訳はともかく扱い注意だな。
定期点検関連
メタモール原発は9月11日から定期点検(改装工事)のため停止しており、10月27日に運転を再開しました。この情報が「地震により損傷し修理」と伝わったものと思われます。 また、2基の原発のうちArmenia-1は1988年に停止したまま再開していないので([[$$wikipedia メタモール原子力発電所]])、この間は全ての原発が止まっていたことになります。
-
Scheduled renovation of Armenian nuclear power plant to be delayed (Vestnik Kavkaza 日付は?)
- ストライキの影響で、改修工事は遅れると9/20に指摘した、との記事。
- 改修工事は9/8から46日間の予定だった、ということですから、当初予定は10/23までかな?
- Turkey’s earthquake measures 3 at Armenia’s Nuclear Power Plant - Ministryの記事だと完了は10/27になってる。上記の計算からすると4日ほど遅れてますね。
- 違う。開始が9/11にずれてるんだ。
- トルコの地震と「アルメニアの原発」をめぐるメモにもあるけど、スト突入が10/20で10/24に戻ったと。その分遅れてる?
- このサイトは新聞社サイトとかじゃないっぽいんで、どこかに原文がありそう。
- [[$$wikipedia メタモール原子力発電所]]によると「(アルメニア大地震のため)メタモール原子力発電所が停止した事による極端な電力不足がアルニメアでは発生していた。人々は6年もの間、冬には寒さに凍え困窮している」なので、電力需要の多い冬に備えて、この時期に改修工事(定期点検も?)をしていたというのは納得できる。
-
Armenian NPP unaffected by Turkey quake (panarmenian.net October 24, 2011 - 15:49 AMT)
- panarmenian.netの記事。これも同じ。
- 「Currently under renovation, the works on the plant will be completed Oct 27」現在改装工事中で、10/27に完了予定。この改装工事がいつから始まってるかの情報が欲しいな。
-
ARMENIAN NUCLEAR POWER PLANT TO RESUME OPERATION ON FRIDAY EVENING (YEREVAN, October 27. ARKA)
- 「9/11から46日間修理のために止めていた原発が金曜日の夜から稼動するよ」というニュース
- 「施設のチーフエンジニア、Movses Vardanyanは、今日記者団に語った。」
- これがニュースになるぐらい再起動が待ち望まれていた、ということかもしれません。
- このニュースの中で「repair」という単語が使われています。元の言語のニュアンスはどんな感じなんでしょうね。
-
In Armenian Nuclear power station recharge and repair works are begun (アルメニアエネルギー省 2011/09/23)
- この資料は9/11から46日間になってて、10/27完了と。微妙に日程が違いますね。これだと遅れなし、予定通りか。twitterで教えていただきました
- PDFになってるけど、内容はWebに載ってるテキストそのままですね。どの国の役所もPDF好きなのね。
賃上げ関連
待遇面の不満から10/20-10/24までストライキが行われていました。従業員がイランの原発に高給で引き抜かれている、という記事もあり給与面での不満があるのだと推測できます。
10%の昇給により10月24日に従業員が現場に戻ったと報道されていますが、これが10月23日の地震直後であることから、「修理のために従業員が現場に戻った」と誤解されたように思われます。
-
- 現在(2011/10/26)のトップ記事は従業員ストライキ関連っぽい
- 「原発労働者は仕事に戻ります - 関節の議論は、それは、工場の運用スタッフtntesvogh平均10%の昇給をアルメニアの原子力発電にはお金がかかるの結果を最適化することが決定された」ということで。アルメニア語さっぱりわからんので自動翻訳頼り。
- 現在(2011/10/26)のトップ記事は従業員ストライキ関連っぽい
-
Metsamor NPP workers take back resignation letters (19:11 24.10.11)
- 以前から賃上げ闘争があったようだ。給料が上がることになったんで現場復帰するという記事だと思う。
- (事故があったから居なくなった、とかじゃなくて以前から賃上げ闘争があったっぽい)
- (それでいいんか、という気もするが...)
-
Fate on Metsamor NPP workers to be clear on Monday (00:23 22.10.11)
- 「160人労働者が50%の賃上げを要求」。これが10/22の記事。
-
Many Metsamor employees go to Busher (05:55 PM | OCTOBER 27, 2011)
- メタモール原発の従業員20人が、イランブシェール原発(Busher)に高給で引き抜かれた、という記事。それも賃上げの遠因なのかもねえ。
-
Turkish Quake is 160 KM from Epicenter of Armenian Nuclear Plant While Armanian Workers Set to Quit En Masse (PROS October 26, 2011 - 15:55) - 「Metsamorは、プラントの唯一の機能の原子炉と他の主要な施設で働く450の強力なコアスタッフを含め、以上の1,700人を雇用しています」
アルメニアエネルギー省記事
重複しますが、ここにも書いておきます。
- アルメニアエネルギー省
- 現在(2011/10/26)のトップ記事は従業員ストライキ関連っぽい
- 「原発労働者は仕事に戻ります - 関節の議論は、それは、工場の運用スタッフtntesvogh平均10%の昇給をアルメニアの原子力発電にはお金がかかるの結果を最適化することが決定された」ということで。アルメニア語さっぱりわからんので自動翻訳頼り。
- 一つ前の記事(2011/10/24)
- 「原子力発電所でも地震を感じていない - ヴァンの地震で10月23日にそのトルコのマスメディアの普及の情報は、植物を損傷し、原子力発電所の漏れが発生しています。」
- トルコのマスメディアがいろいろ報道してるけど、震度3だし、何も無かったよ、ということだと思いますが、よーわかりません。誰か教えてください。
- たぶんこの記事がいろんなメディアに流れてる「震度3であり問題なし」のソースだと思う。
- 震度、という言い方も変だけど、どう訳しますかね。マグニチュード、ではないし。
- 震度階でいいのかな。別項参照。
- これ以前の記事は地震発生前の記事でした。
- 現在(2011/10/26)のトップ記事は従業員ストライキ関連っぽい
トルコ原子力エネルギー機構(TAEK)にある情報
- Radyasyon Erken Uyarı Sistemi Ağı (RESA)
- 放射線早期警戒システムネットワーク(RESA)の説明
以前の放射能漏れ騒ぎの記事
本当に漏れがあったのかどうかわかりません。単にトルコ側で噂がでて調査しただけにも見えます。
-
Ermenistan'ın nükleer santralinde sızıntı iddiası 25.01.2011
- Turkish Earthquake Damaged Armenian Nuclear Plant??に、Iran Japanese Radioを見て心配になった外人さんが、本記事の英訳を載せています。
- それをみると、「国境に早期警戒システムを設置した」「10μSv以上は危険だけど、そのレベルには至ってない」「少しだけ自然放射線より高いかも」でトルコがクレームをつけた、って感じかな。
- アルメニアの原子力発電所で漏洩の噂があり調査したとの報道。ただし、2011年1月25日記事。
- Turkish Earthquake Damaged Armenian Nuclear Plant??に、Iran Japanese Radioを見て心配になった外人さんが、本記事の英訳を載せています。
-
Misinformation on Metsamor: Data on radiation leak from Armenia unfounded (Armenianow.com 25.01.11 | 15:56)
- twitterで教えていただきました・続き
- 「放射能漏れの情報を受けイスタンブールの研究所とエルズルム大学がアルメニア国境付近の6県にて測定を開始(トルコNTVが24日に報道)」
- 「測定対象はラドン。肺がんが近年(地震とは無関係に)増加しているので(アナトリア通信)」「トルコがメツァモールの放射能漏れについてケチをつけたのはこれが最初ではない(アルメニア資源エネルギー庁)」
- twitterで教えていただきました・続き
-
Nuclear leak rumors scare eastern Turkey (hurriyetdailynews.com Tuesday, January 25, 2011)
- twitterで教えていただきました・続き・さらに続き
- 「放射能漏れの噂に怯えるトルコ東部」トルコ紙ヒュリエット「アルメニア当局は24日のアナトリア通信が報じた放射能漏れを否定」「アナトリア通信の誤報がちょっとしたパニックを引き起こしたとアルメニア当局人物が非難」
- 「トルコ原子力機関(TAEK、以下同様)が検知器を100カ所に設置したというニュースにより憂慮が広がった」「線量は増大していないが放射能漏れがないとは完全に言い切れないとTAEKが24日5時に発表」
- 「建築物由来のラドンガスがガン発生に与える影響を調査するために検知器を設置したとアタチュルク大学が慌てて発表」「ラドンのみ測定、原子力関連の放射能測定ではない(ウードゥル知事)」 “アナトリア通信の内容がなぜか前記事と矛盾・・”
- twitterで教えていただきました・続き・さらに続き
-
Turkish Energy Minister: Metsamor NPP in Armenia should be closed
- Azerbaijan trend の記事 19 October 2011, 11:14 (GMT+05:00)
- トルコから Metsamor 原発を閉鎖するように要請があった、との記事
- 地震発生以前の記事
-
Turkey again demands shutting down Armenian nuke plant (a1plus 01:14 PM | OCTOBER 19, 2011)
- 同内容
-
Metsamor endisesi... (27 Ocak 2011)
- 2011年1月27日(木)記事 「Metsamorの懸念...」「もちろん、トルコとアルメニアとの間に存在する一つの大きな問題、、Metsamor原子力発電所。」
- 寄稿文かな? 「関連する公式機関、空気中のガンマ線の放射線のレベルを一瞬で地域内の地方と素晴らしい精度でリアルタイムに監視し続ける。」
- 2011年1月27日(木)記事 「Metsamorの懸念...」「もちろん、トルコとアルメニアとの間に存在する一つの大きな問題、、Metsamor原子力発電所。」
メタモール原発での事故
過去に事故があったようです。 (事故詳細については調査中)
とあるサイトで「メタモール原発は過去に二度事故を起こしている」という記述があるんだけど、どこに情報あるんだろ。私は発見できてない。「Metsamor Nuclear Power Plant (Wikipedia英語版)」・「Metzamor Nukleer Santrali」 (Wikipediaトルコ語版)にもそんな情報ないんだよな。 (教えていただきました)
- Healthy Concerns: Metsamor employees face risks, but need jobs(ArmeniaNow.com 28.04.06 | 16:00)
- 「Metsamor原子力発電所1986年の事故で放射性金属の粉塵を吸入Metsamor原子力発電所で3人の労働者の一人。」
アルメニアで使われる震度について
[[$$wikipedia 震度]]によると、「震度階級にはいくつか種類があるが、現在の日本では気象庁震度階級が使われており、日本では一般的にこれを「震度」と呼ぶ」。なので、上記海外記事にあるmagnitudeとかMとかを換算しないと、うまく判断できない。
1988年のアルメニア大地震に関連した記事「アルメニア大地震とアルメニア原子力発電所の閉鎖 (14-06-04-03)」ではMSK震度階で表されており、また、[[$$wikipedia MSK震度階級]]によると「ロシアなどのCIS諸国」で使われているということなので、アルメニア発の情報に関してはMSK震度階だと思われる。
[[$$wikipedia MSK震度階級]]にある換算式を用いて無理やり換算表を作ると以下の通り。なお、検索をかけるといくつか換算表がでてくるけど、どれも公式のものではないようです。参考までににちゃんねる地震板のテンプレにある震度をつけておきます。 (MSK→日本の変換は誤差が大きく推奨されていないようです。あくまで目安として)
MSK震度階 | 日本震度階 | 地震板 |
---|---|---|
1 | 0 | 震度0 |
2 | 0.3 | 震度1 |
3 | 1.0 | 震度2- |
4 | 1.7 | 震度2+ |
5 | 2.3 | 震度3 |
6 | 3.0 | 震度4- |
7 | 4.2 | 震度4+ |
8 | 4.8 | 震度5弱 震度5強 |
9 | 5.5 | 震度6弱- |
10 | 6.2 | 震度6強 |
11 | 6.8 | 震度7 |
12 | 7.5 | 震度7++ |
-
アルメニア側の主張にある「メタモール原発付近では震度階2-3」をこの換算表にて変換すると、日本震度階の震度1-2程度になります。さすがにそれでは原発は壊れないだろ...と私は思います。
-
アルメニア国内の揺れとして報道されているMSK震度階3-5なら日本震度階2-3ぐらい。アルメニアの建物には被害はない、と主張されてるのも、そうかもと思います。
-
「震度階9まで大丈夫」と言ってるのは日本で言えば震度6弱になり、今回はともかく、これはちょっと不安かも...
-
Séisme de Van (Turquie) (フランスIRSN Version 1 du 25/10/2011)
- 「距離と地震の大きさと考えて、影響は懸念されていない」という情報。
耐震性に関する記事
[[$$wikipedia アルメニア地震]]によると「地震発生時、震央から約90kmの地点にあるメツァモール原子力発電所は運転中であったが、被害は受けず、その後も正常な運転を継続していた」とのこと。@sionsuzukazeさんにいろいろ教えていただきました。
- 1.「まず基本的なところで、メツァモール原発は日本製ではありません。旧ソ連製で、その後老朽化に伴い1400箇所以上の安全性向上措置が取られ、それはIAEAでも確認しています。建設当初より格段に安全性が向上しています。Is Armenia's Nuclear Plant the World's Most Dangerous?」
- 2. 加えて、同原発は1988年の地震でも事故なく稼動を続けた(と公式発表)が、脆弱性指摘により一度運転を停止、経済事由により再稼動、という経緯を辿っています。変更がなければ、ロシアの燃料サイクルとの提携もあります。 Nuclear Power in Armenia」
- 3. 「安全性については、福島事故の後、ほぼ即日のタイミングで安全基準の引き上げを国際専門家を招いて行うことを閣議に諮っています。同政府は福島原発よりも安全だと宣言していますが、環境保護団体はそれに懐疑的のようです。In Wake Of Japan Disaster, Safety Of Armenian Nuclear Plant Questioned」
- 4. トルコの地震の影響については、10月24日の段階で同原発付近ではマグニチュード3.0というのが公式発表で、「アルメニア国内の家屋等を含め損壊などは発生していない」というのが非常事態省の見解です。Turkey Earthquake Did Not Affect Armenia Nuclear Power Plant: Ministry」
耐震技術は日本が提供?
togetter:実例で見る うわさが広まってデマになる過程の予想では、下記の記事の信憑性に疑問が提示されています。ソースであるエネルギーレビュー誌の実物に当たらないとわからないかも。
- 耐震技術は日本製という噂が流れていますけど...
- 以下の記事は見つけましたが、この記事だと改修したのはソ連
- タイトルが「番外編 エネルギーレビュー誌掲載」とあるので、エネルギーレビュー誌を探せばありそうではある。
- 「古い話だが1979年夏、ソ連を訪問した「有沢ミッション」(団長有沢広巳原産会議議長)は、建設中のアルメニア原発に案内された。ソ連製原子炉の耐震不安を指摘したところ、ソ連は技術者を日本に派遣、アルメニア原発に耐震補強工事を施した」(中東産油国が奏でる原子力ラプソディ)
- 「その10年後の89年12月、アルメニアは大地震に襲われ、高層建造物はことごとく倒壊し、2万5000人が犠牲になったが、日本の耐震設計を施した2基の原発はびくともしなかった。このとき「日本の耐震技術は凄い」と感心したロシア原子力関係者は、07年夏の中越沖地震の際も「東京電力の柏崎原発は想定以上の地震にもかかわらず、原発は無事だった」と、改めて日本の耐震構造を評価している。日本の原発関係者は自信をもって中東原子力社会に出ていい。」
- 元ソースから見て、ソ連のリップサービス+自画自賛という面はあるだろうなあ。まあ、参考程度に。
- もうひとつ。こちらは元ソース不明
- 「日本側は耐震設計について質問したが、ソ連側は「通常の耐震構造で、とくに地域的な条件を勘案した設計はしていない」ということだった。日本側のアドバイスで、その後、ソ連から研究者や技術者チームが日本を訪れ、懇切丁寧な説明と必要な情報、技術資料を得てアルメニア原発に適用したそうである。」(このごろ都にはやるもの−52 原子力発電と地震2話 最首公司 (2007.10)
- 「それから9年後の1989年12月、アルメニアは大地震に襲われた。高層建造物はほとんどが倒壊し、2万5000人が犠牲になった。2基の原発はびくともせず、緊急停止装置が働いて運転は止まったが、所定の点検のあと、再稼動した。」
- 「ソ連側は日本の耐震技術は凄いと、日本を賛美した」
- 上記2記事はアルメニア地震の日付が変。1988年12月。[[$$wikipedia アルメニア地震]]参照。twitterで指摘いただきました。ありがとうございます。
危険性の指摘について
前々から危険性が指摘されてきました。
- 「旧ソ連型VVER-440/V-230に対するIAEA安全評価 (14-06-01-12) (ATOMICA 1998年05月)」
- 「アルメニアの原子力発電所は時限爆弾のようなものーイスタンブル工科大学のユーラシア地学研究所の調査報告」(2007/3/5)
- 「Yakınımızdaki saatli bomba! / Güncel / Milliyet Gazete」の東京外国語大学による翻訳
2011年4月にも指摘があり、その後、複数のメディアで取り上げられている。
- 「国境隣接アルメニア・メタモール原子力発電所はトルコの脅威」 (2011年04月03日付 Yeni Safak紙)
- 「Metsamor santrali Türkiye'yi kaygılandırıyor」の東京外国語大学による翻訳
- 「アルメニア原発に潜む危険性」 (ナショナルジオグラフィック April 13, 2011)
5月13日付で国内2メディアが報道。たぶんこれはどこかに共通の元ソースがあるはず。 1988年のアルメニア地震の際に「メツァモール原発からスタッフが逃げてしまい、原子炉加熱の危機も生じていた」という記述があるが、これはどこの情報だろうか? 調査中。
- 「世界でもっとも危険な原発、アルメニア原発 廣瀬陽子」 (SYNODOS JOURNAL 2011/5/13 12:25)
- 「大地震多発地帯、止められぬ「最も危険な原発」」 (読売新聞 2011/5/13 21:34)
日本とトルコ・アルメニアとの時差
- UTC +2(DST: +3)[[$$wikipedia トルコ]]
- UTC +4(DST: +5)[[$$wikipedia アルメニア]]
誤報が世界各地に広がるかも
Iran Japanese Radio記事に添付されている画像で検索すると、日本国内にも海外にも当該記事を丸パクリしたニュースが見つかります。
-
http://www.seoprise.com/board/view.php?uid=44435&table=global_2
- google翻訳の結果と一緒ですね。
- 最後に元のイランラジオへのリンクを貼ってあるのは良心的
- しかし、まさか伝言ゲーム大誤報だとは思ってないよなあ...
-
イランラジオやゆかしの記事を英訳してtweetしている方もいます
調査中
ATOMICA資料
- 「海外の原子力発電所の現状(1995年) (02-06-01-01) - ATOMICA -」(ATOMICA 1998/3)
- 旧ソ連型VVER-440/V-230に対するIAEA安全評価 (14-06-01-12) (ATOMICA 1998/5)
- 「旧ソ連型原子炉に対するWANOの見解 (14-06-01-13) - ATOMICA -」(ATOMICA 2003/1)
- 「トルコの原子力開発 (14-07-04-01) - ATOMICA -」(ATOMICA 2004/9)
- 「世界の原子力発電開発の動向・CIS (01-07-05-05) - ATOMICA -」(ATOMICA 2006/8)
- 「アルメニアの原子力発電開発と原子力政策 (14-06-04-02) - ATOMICA -」(ATOMICA 2008/12)
- 「アルメニアの国情およびエネルギー事情 (14-06-04-01) - ATOMICA -」(ATOMICA 2010/3)
- 「原子力発電が総発電電力量に占める割合 (01-07-05-08) - ATOMICA -」(ATOMICA 2010/6)
資料
- [[$$wikipedia トルコの国際関係]]
- [[$$wikipedia イランの国際関係]]
- トルコの地震と「アルメニアの原発」をめぐるメモ (today's news from UK+ 2011年10月26日)
- Energy and nuclear power planning study for Armenia (IAEA July 2004)
- アルメニア大地震とアルメニア原子力発電所の閉鎖 (14-06-04-03) (ATOMICA)
- 20111023トルコ地震ニュースまとめ3 10月26日分 (「残りを読む」の先に本件の調査結果を書かれています)
- 「Quantifying Long-Range Nuclear Energy Programmes」 (IAEA 2011年5月23日)
- 「Metsamor Armenian Nuclear Power Plant」(armeniapedia.org)
- metsamorの写真(flickr)
- metsamorの写真 (picasaweb)
- After Japan's disaster Turkey’s nuclear woes: to build or not to build? (todayszaman.com 20 March 2011)
- トルコ地震でアルメニアの原発から放射能漏れ?
その他
- 2ちゃんねるにコピペするときに「アルメニア原発は70年代に日本の技術で耐震補強工事を完了しており」と、さりげなく混ぜてる人がいます。まったくもーーーー。
- 情報流通メモ
- ここは「アルメニア原発事故情報を精査しているTogetter」ではありません。
[[$$include 原子力発電所関連リンク]]
[[$$amazon-search-result-large books-jp 高木仁三郎]]