ノートの取り方

ノートの取り方(ノートのとりかた)

大人ではなくて、学生向けのノートの取り方について調べています。 ノートの取り方はノウハウの塊で、上手にできるかどうかで学習効率が大幅に 変わるのですが、そのノウハウを書いた資料は意外なほど少ないです。

大人向けの、ビジネスノートの本ならいくらでもあります。 例えば、amazonでノート術で検索すると、数十の本が出てきます (単純にノートで検索すると Death Noteばかりひっかかるのはご愛嬌)。

でも、学生向けの、ノートの取り方の基本について書かれた本は非常に少ないし、 そのなかでも良書はぜんぜん見つかりません。もしかすると、受験産業に ノウハウが囲い込まれているのかもしれません。

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私のお勧めは...

  • 方眼のノートを使う(A4がお勧め)

    • ELCOのA4ノートがお勧め。輸入品なため国内で扱っている業者は少ない。私はイーオフィスさんから通販で買うことが多い。A4以外のサイズもそろっている
    • 英語でも国語でも理科でも数学でも全部方眼ノートを使う
  • なぜ方眼か?

    • きれいに字がかける。枠の中に書くのではなく、線の上に書く。中心が揃うのできれい。
      • きれいなノートは読みやすい。学習効果もあがる。
    • 上記のELCOのノートの場合、なれないうちは4マス(田の字)の中心に1文字書く。
    • 図やグラフを書くのが簡単
    • 縦横をそろえやすい。
  • 最初に右側のページの、左側と右側に縦線を引く。左右それぞれの端から3-4cmあける

    • 授業のつど、新しいページ(右ページ)に書く。余白をもったいないと思わないこと。思ったら負け。
  • まず、右上隅に日時を書く。YYYY.MM.DD hh:mm 形式がおすすめ

    • ページ先頭中央に授業の単元名などを書く
      • 教科、単元、テキストのページ数 あたりは最低でも書く。
      • 特別な場所、先生であればそれも書く。
      • 単に数学とか、英語とか、あるいはページ数だけを書かないこと。あとで参照したときに、どの範囲かわかりやすいし、そもそも知識の構造化の訓練になる。
    • 右ページの左端は時刻を書く。なるべく細かく。単元の区切りや先生が一呼吸したら時間を書く。議事録のように時刻を細かく書けるように。
      • 教科書や副読本のページ数も書く
      • その他、大きな変化があるときのトピック
    • 右ページの中央は先生や講師の言ったこと板書したことを書く。最初のうちは先生の言ってることを「全て」書く。全て書けるようになったら要約を書いてもいいが、普通の人は全部書いた方がいい。なまはんかな要約は手抜きだと思え。
    • 右ページの右端はその他思いついたこと(授業に関係すること)を書く
  • 左側のページは 使わない

    • 計算メモ、その他のために空ける
    • もったいないと思ったら負け
    • 授業中に思いついた授業とは関係ないことなど雑記はここに。授業に集中するといいアイディアが浮かぶ。

以下は細かいことだけど:

  • 文字は1行おきにかく
    • 訂正の赤入れがしやすい (消しゴムで消したら負け。ペンで書くと良い)
    • ぎっしり詰めると読みにくい
    • ノートがもったいないと思ったら負け。
  • 線を引くときは、必ず定規を使って線をひく

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